千代田線

表参道で乗り換えをして千代田線に乗ります。

 

6月はいつもぼんやり。

1年前のことはもう思い出せないなあ。

 

2年前は尚更。3年前は、同じ人生ではないかな。選んだ選択肢ごとにあるパラレルワールドのひとつを生きてる。

 

また最近ひとつ選択をとって、もう元の世界には戻れないのかしらとぼんやりして、もうすぐ電車を降りなければ。

我に返るスキマを埋めろ

思い込みの強い人は幸福度が高いのではないかという話を先日と友人としました。

 

自分は何かに熱を持っているとき、不意に冷静になってしまう部分があり、その瞬間の興醒め具合は計り知れないものでした。途切れることなく思い込むことが出来て意図的に盲信できれば幸せなまま居られるのではないかと思っています。

 

 

 

TOMOVSKYの『我に返るスキマを埋めろ』という楽曲が良きです。

https://www.youtube.com/watch?v=SZUDd5eKjX0&feature=share

ピーターパン症候群

今、私は傍から見て恋をしているそうです。恋愛って狂気の沙汰って言いますよね。なるほど、狂気の沙汰ほど面白いって言うからなあ、という感想を抱いた次第です。

あの頃私は世界に恋をしていたと本気で思っていて、今を生きている実感と透き通って綺麗に見える世界が大好きでした。目覚める瞬間だって世界に迎合されている気がした。

その恋が覚める時がいつか来るならそれはそれで一興だと思います。明日死ぬかもしれないし。未来がどうなろうといいとか、すぐ言ってしまうのは、抒情派すぎるのかな。世界征服したいし、方舟に乗って逃げ切ってみたいんです。人間に恋するよりずっと面白くないですか。

いつまでも心が女子高生みたいな感じなので、この症状について調べてみると「ピーターパン症候群」がヒットしました。いつまでも大人になれずアホなんだろうなと感じています。

仲間になりたい欲求について

「あのコミュニティに入りたい」だとか「あの人たちと仲良くしたい」だとか「あの人たちと仲間でありたい」という欲求があるとします。

それは自分のなりたい理想像がその人たちであるためそう思うのではないかと考えました。自分が仲間になることで、自分も同じだと思えることが嬉しいんです。

憧れの人と一緒にいることが、なりたい自分に近づくための手段だと思えば間違ってはいないと思うけれど。

承認欲求の一種なのかとおもうとあまり良くないような気がしています。

「うちのボスは凄いんだぜ」みたいなこと言って悦に浸るマフィアの下っ端みたいなダサいことになるのはちょっと嫌なんだけど。

確固とした個がある人になれれば良いのですが。

すべてはタイミングであって再現性はないということ

就活の時期に差し当たり、いわゆる人生設計を立ててみようかななんて考えたりしたのですが、どうしても腑に落ちない部分が多いなと思いました。

そもそも人生設計というのは、それを再現していくことを目的とするのではなく、ひとつ抽象度をあげた「どんな風に人生を過ごしたいか」というものに具体性をもたせたものであるべきだと思います。そうすると、具体的な内容の方ってあんまり重要ではないと思うんですよね。あくまで優先すべきは「どんな風に人生を過ごしたいか」であり、間違ってもそこの主従関係を見誤ってはいけないなと思うわけです。

そう考えると自分には「その時その時の変化を楽しむことのできる人生を歩みたい」と思う気持ちがあり、そのすべてはタイミングであって再現性はないことを踏まえると、それこそ人生設計を立てること自体がばかばかしく思えてきました。

「今しかできないこと」なんて言葉がありますが、それは世の事象のすべてだと思います。少しでもタイミングが変わればきっと同じことなんて一つもないと思うのです。

その時その時の意思決定をきちんと行えるようであれば、短期スパンで計画を立てる必要はあってもその先のことを計画立てる必要はないと思っています。先のことなんて自分の考え方含めて何もわからないわけで、さらにその時々の機会に再現性がないことを考えれば考えるほど、「計画を立てる」というのは自分にとっては機会を逃すような選択、いわば逃げ道になりかねないと考えました。

人間は近視眼的であるとよく言われますよね。まさに自分はその典型であるなと思います。でもそれならなおさら、近視眼的な自分が満足できる意思決定を行わなければならないはず。

ではどうしたら意思決定を正しく行えるのか、これは「他人の意見に流されない」「世間一般の常識に捉われない」「優先事項をきちんと整理する」「タイミングを見極める」の4つに鍵があるのかなと考えました。

難しく考えなくても実は直感がこれらを正しく行ってくれる可能性が高いと思っています。

なんとなく論理構造で物事を考えると世間一般の考え方に影響されてしまいそうです。「こっちのがいいかな」とか判断する要素に、一般的に是とされるからって理由で少なからず入ってくる。

すべての条件や前提を排除した上で一番好きなものを選ぶ。直感に頼って意思決定していくのが正解なんじゃないかな、というお話でした。